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No Review, No Progress 2010/6/22

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2010-06-20 兵庫選手権・決勝 vs六甲ファイティングブル

[試合] 投稿日時:2010/06/22(火) 10:35

0-22で敗北... (スコア・メンバー詳細は「試合予定・結果」参照)

 

【参加】26名
中里、荒谷、浅沼、平川、北村、西野、福原、小澤、原、國川、村上、安田、兼田、城本、秀徳、丸岡
山田、玉田、古田、杉本、秋山、大西、増田、福山、六然、黒木

 

【応援】
玉田LP、丸岡LP、多米、多米Jr

 

【ジャージ持ち帰り】
1stジャージ
1~8荒谷  9~15西野 16~22福原

 

【戦評】
昨年の全国覇者・六甲ファイティングブルと対戦することとなった兵庫県クラブ選手権・決勝。
今の自分たちの力をベンチマークするにはこれ以上のない相手だ。

 

曇天の16時キックオフ。
直後のラックからパスアウトされたボールはSOではなくPR平川へ。
そこに何故PRが居たのかはこの際置いて、PRとは思えない見事なキックを披露。
しかしそこからのカウンターでゴール前まで持っていかれて相手ボールラインアウト。
そこから左OPに順目に展開され簡単にオーバーラップを許し前半2分にあっさりトライされる。

 

ベンチから見ていると澱んだ空気が流れたそうだが、ここから芦屋は前半終了間際の六然のトライセービングタックルに代表されるように粘り強いディフェンスでしのぐ。相手のミスに助けられた場面も多々あったがそれは芦屋の出足が良かったことの裏返しでもあろう。

 

後半も20分近くまでは0-5であったが、58分にトライを許す。そしてブレイクダウン後地面に倒れている選手が目立つようになった。63分にはラインアウトモールからトライを許し、後半終了間際に再度、ラインアウトモールからトライを取られ止めを刺された。

 

反省点としてはまず反則。
試合前あれだけ反則はしないでおこうと言ったのにも関わらず前半最初の10分で5つのペナルティ。
「激しく」プレーすることと冷静さを失うことは紙一重ではあるが、特に兼田が犯した最初の2つのペナルティ(ラック中からのオフサイドプレーとスクラムのノーバインディング。アドバンテージを取られていたオフサイドもあった)はまったくする必要のないものであったので、現在芦屋クラブの「中国」(=伸び盛り)であり、なくてはならない存在になってきているだけに敢えて名指しで猛省を期する。
トータルでも芦屋が前後半ともに7つで14に対し、相手は前半8後半3とキチンと修正してきていた。

 

そしてスクラム。
芦屋3番サイドを完全に相手のスクラム番長にやられた。
開始前、雄紀さんに「お前の方が若いねんから、そろそろいったれ」と渇を入れられたものの成す術なくやられてしまい申し訳ない。

 

ラインアウトは、ベンチサイドによるとサインを完全に読まれていたらしいが、それを差し引いても改善は見られたが、精度という観点からはスローイング、リフティングともにあと1歩というところであった。

 

オフェンス面では2,3回チャンスはあったもののボールポセッションを考えると、うまく行っても一矢報いるのがやっと、というのが率直なところではなかったではないだろうか。

 

全般的にディフェンスは良く出来ていたと思う。この日はCTBに入っていた杉本も相手BKの攻撃に怖さは感じなかったと言っていたが、これは何より練習の賜物であろう。逆に、トライを取られたモールのディフェンスは練習していなかった(できなかった)ということを考えると練習はやはり正直である。

 

今回は冒頭に書いたように、自分たちの力がどれほどのものかを測るため昨年のような細かい戦術を立てるといったことは敢えてしなかったが、やはりラグビーのアップセットには周到な準備と合理の積み重ね(戦略・戦術と練習)、そして本番での非合理の爆発(気持ち)が必要条件なのだ。

 

超えるべき山は高い。
昨年、前半は14-17と接戦で折り返したものの後半つきはなされ14-55で敗北。
今年も結果的に、スコア展開としては同じような展開となったが0-22。
差はまだまだあるが、差は縮まった。
超えられない山はない。

 

そのためにもフィットネス。
試合後山田が言っていた通り、この7月8月で走りこんで9月11日を迎えよう!

 

※これはあくまで筆者の個人的な感想です。メンバー各々違った感想を持っていると思います。
  是非それをコメントに書き込んで、意見の共有をしましょう。
【MK】

 

PS
試合中救急車で運ばれた小澤ですが、頚椎捻挫だったそうです。
程度は、城本の怪我の軽い版のようです。
診察後すぐにもう帰っていいよと言われたようですが、起き上がるとふらつくということで黒木の付き添いの下、1時間程点滴を打った後親御さんが迎えに来られて帰りました。

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