芦屋クラブ　(Rugby Club Ashiya)

今シーズン新体制で迎える初の試合。新体制がスタートしてからなかなか人数が集まらない中、スターティング・リザーブ・サポート・マネージャーも含め、３２人も集まったことが何よりも嬉しかった。やっぱり１人でも仲間が多い方がラグビーは楽しい。

芦屋クラブ名物の六アジリティーで体も気持ちも上げていよいよ今シーズン初試合のＫＯ。

今年初参加の奥田さんも試合前に「まず１本先に取ろう！」と言っていたが、開始早々、「今年もか・・・？！」と思わずベンチからため息が出るような立ち上がりの悪さを見せる。
ペナルティを重ね、自陣深くに入り込まれる。前半８分、そのラインアウトからボールをキャッチした相手６番にギャップをあっさりと突破され、先制トライを許し０－５。陽一朗のゲキが飛んだ。

この立ち上がりの悪さは、芦屋クラブが最も「Ｃｈａｎｇｅ」しなければいけない大きな課題である。

しかし、その後は芦屋クラブのペースでゲームが進んだ。

前半１９分、陽一朗が上手にコントロールしたラインアウトモールからサイドに抜け出した立石が同点のトライ。（５－５）
前半２２分には相手キックをキャッチした玉田がＤＦを突破、そのまま走り切り逆転のトライを決める。（１２－５）
前半３３分には度重なる相手のペナルティにも集中力を切らすことなく、プレッシャーをかけ続けたラインアウトモールから展開して、金子が引きつけたＤＦの裏をぬって杉本さんが中央付近へトライを決めて前半を折り返す。（１９－５）

レッグドライブ、ラックチェイスについての修正を確認してむかえた後半５分。

スクラムから、城本さん・金子のセンター陣に足が止まったＤＦの外へ抜け出した玉田に、「あんまり期待せんといてや・・・」と試合前に何度もぼやいていた秋さんが絶好のサポートでボールを受け、そのまま走り切ってトライ。（２６－５）
後半６６分には、キックカウンターからゴール前でラックを連取。最後は河合がスピードよく走り込みトライ。（３３－５）
かんさんも試合後、「あの子ええなぁ。よう粘ってたわ」という期待の（ド変態）新人である。
最後のトライは芦屋の太ももキング。
この日もアグレッシブにペナルティを仕掛け続けた山田からボールを敵陣深くに運び、最後は金子が太ももをブルブル揺らしながらスペースに走り込みトライ。（４０－５）

学生の藤田・岩佐・芦田も随所で好プレーを見せた、来年の入部が楽しみである。
今回出場機会の無かった綿さんの激しいプレーは４月２１日のスーパースターズ戦に持ち越しとなった。
マネージャー・サポートメンバーをはじめ、久しぶりに顔を見せてくれた安さんの応援も心強かった。

課題も相変わらず多かったが、練習してきたことが発揮できた部分も多かった。
チームとしての戦い方や、考え方を１本化していく作業がこれからの課題である。
とはいえ、ひとまず初戦を勝利で飾れたことはいいスタートになったのではないか。
ここから１人１人がどう変わるかが、芦屋クラブ「Ｃｈａｎｇｅ」への大きなカギとなる。


試合後、今日の勝利以上にうれしい報告が六さんからありました。
無事に元気な子どもが産まれてくることを芦屋クラブ一同心より願っております。

Ｋ・Ｔ

【Today's review by J】