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No Review, No Progress 2010/12

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2010-12-19 兵庫対抗戦 0番線vs 56's

[試合] 投稿日時:2010/12/20(月) 08:39

5-14で敗北... (スコア・メンバー詳細は「関連試合」参照)

【参加】18名
木下哲、綿谷、中里、荒谷、浅沼、福原、小澤、國川、城本、丸岡
古田、秋山、大西、六然、多米、重松、田中、末益朋

【助っ人】
河野(村工OB)、川口(武庫川ボンバーズ) ※敬称略

【応援】
丸岡LP

【ジャージ持ち帰り】


※兵庫県リーグ戦スタッフとして、大西・中里・浅沼・國川・福原・小澤が参加。
 レフェリー負傷のため大西が急遽笛を吹き、空気を一変させる

【マッチリポート】

年内最後の芦屋クラブの活動となる0番戦の最終試合、56's戦

前回はコンバインドで対戦予定が、結局諸事情で0番戦単独となったため今年2度目の対戦となった。

先週の盛り上がりが嘘のようなカツカツの集まり具合。
村工OBの河野くんが助っ人に来てくれて何とかBKラインが組め、リザーブは丸岡1人のみ。(と、試合後残ってくれたボンバーズの川口くん。失礼しました。)
先発15人中20歳代は3人だけで後はすべて35歳以上(平均年齢39歳!)というほぼ楽惑モードのメンバー構成となった。
(そんな中、あゆみちゃんとともみちゃんの参加はいつも以上に効きました。特筆して感謝!)

そんなベテラン揃いにも関わらず、気持ちが入らない状態で試合に臨んでしまう。

若さに優る相手の勢いに、開始早々から2トライ2ゴールを献上。

やっとエンジンが掛かった前半20分に即席BKラインらしからぬサインプレーを決め最後は右ウィング多米が右隅に飛び込みトライを返し、前半を5-14と9点差のビハインドで折り返す。

ラインアウトは福原、城本をジャンパーに配置しており、予想通り苦戦したが、スクラムは後半最初までは圧倒しており何とか帳尻があったという感じだった。

後半10分頃、0番戦が持ち込んだボールのモールパイルアップをレフェリーが何故か再び0番戦ボールのコールをしたので、フェアプレーの精神でそれは相手ボールになると指摘。
実際は「また押して取ればいいや」という気持ちがあったのだが、そのタイミングで相手は間違いなく120キロ以上はあろう巨漢プロップを投入。押されることはなかったが、ピクリとも押せなくなった。

後半、一進一退の攻防が続く。
相手の2度のトライチャンスをしぶといディフェンスで止める一方、0番的にはトライチャンスらしいチャンスはなく結局後半はスコアレスドロー。

5-14で敗北、歩ちゃんの勝利の女神伝説も一旦終了となった。


「終わり良ければすべて良し」と言う諺とは反対の結果となってしまったが、城本が怪我から復帰したのは唯一明るい話題だろう。
本人的には恐さが残っており、まだ30点の出来だそうだが、力強い味方が帰って来ました。来年のバックローの争いが楽しみです。

ナイターズは残っていますが、前述の通り年内の活動はこれで終了。

ただし、まだシーズンは終わっていませんのでメンバーはご注意を。


ともあれ、皆さん、よいお年を

【MK】

2010-12-12 関西クラブトップリーグ入替戦 vs岡山クラブ

[試合] 投稿日時:2010/12/14(火) 23:01

47-14で勝利!... (スコア・メンバー詳細は「関連試合」参照)

【参加】33名
木下哲、綿谷、中里、荒谷、浅沼、平川、福原、小澤、原、南、國川、村上、安田、兼田、城本、秀徳、丸岡
山田、郡、玉田、古田、杉本、秋山、大西、木下竜、増田、リード、六然、黒木、田中、多米、かわちさん

【応援】
荒谷海晴、玉田LP、丸岡LP、綿谷ファミリー、村上ファミリー、リードファミリー、杉本ファミリー、山田ペアレント

【ジャージ持ち帰り】
1stジャージ 村上、福原


【首脳陣総括】
[主将・綿谷]
岡山戦までに脱臼箇所を治す為に接骨院と病院に通い、
最終調整として金曜日のナイターズに参加したらまた同じところを痛めてしまい…
正直出るのは無理かなと思う状態でしたが、試合には絶対出たいし勝ちたい!!
けど、何もできん状態やのに自分のエゴで出てチームに迷惑かけるなら出んほうがええやろうし…
迷いに迷ってリードに相談した時に、
「一緒に出よう!ワタがアカンようになっても秀徳がやってくれる!」
と言ってくれて腹くくって試合に臨めました。
試合ではキックチェイス時に左で追ってタックル入れなかったり迷惑ばかりかけたけど、
みんなと一緒にピッチに立ってプレーできて、岡山に勝利しトップリーグ昇格を決めれてホンマに嬉しいです。
一年通してみれば、6月に首の手術をし、近畿トーナメント一回戦まで試合にも出れず、
リーダー陣を筆頭にみんなに助けられた一年でしたが、こうして目標達成できてよかったです。
最高のチームのキャプテンをやらせていただき、ありがとうございました。

[プレイングコーチ・リード]
『激しくenjoy』をスローガンに掲げ取り組んだ一年。
芦屋クラブには大学、社会人で高いレベルでの試合経験を積んだ者がおらず、数年かけて基本プレーの落とし込み、意識改革を行い、選手一人一人の技術(基本)とメンタル面の強化を図ってきました。
全国大会やクラブトップリーグへの参加までに色々遠回りをしました。でもそれは芦屋クラブにとって必要な経験やったと思います。
各々が様々な想いと努力を積み重ね始まった関西クラブトーナメント。
9月の猛暑日に行われた千里馬戦。きつい試合やったけど、あの試合で闘志を全面に押し出し、前に出るDFに自信が持てた試合になったのではないでしょうか?スコアでは接戦ながらも、みんなどこかでもっと圧倒しないといけない試合内容だったと口々にしていたのを思い出します。
その後、奈良ムース、松稜クラブ、ぎふ清流ラガーズ、近畿リーグ2試合と公式戦が続きましたが、毎回同じメンバーで試合に挑む事が出来たので、毎試合出た反省点を修正する事で個人、チームとして成長する事が出来ました。
そして今年の集大成として挑んだクラブトップリーグ入替戦。
正直負ける気がしませんでした。
試合前にみんなの表情を見ていたら、絶対勝たなければならないというプレッシャーと緊張と高ぶる気持ちがそれぞれの表情に表れていました。
ロッカールームに一番に入ったつもりが、既にロッカールームには『タックル』『芦屋魂』『チャレンジャー』という垂れ幕が貼ってあり、胸が熱くなりました。
みんなの気持ちが最高潮に達した中でキックオフ。
開始早々から接点で圧倒し相手に圧力をかけました。ただそこで得た二回のトライチャンスを逃したのは詰めの甘さであり、あのチャンスを逃していたら来年勝てない事を反省したい。
兼田の努力の結果から生まれた1stトライを象徴するように、個々のレベルが上がった事で、みんな試合を余裕で楽しんでいたように感じました。
やるべき事が明確な分、後半2トライ返されても、落ち着いて芦屋クラブのラグビーをやり通せました。自陣でも相手の隙を突き、ボールを展開し外でトライをとれたのは凄く良いラグビーをした証です。
バックスリーは熾烈なトライ王争いがあるのは理解出来るが、その時やらなければならないプレーをきちんと選択出来るプレーヤーに今後成長出来るように期待します。
勝利は得たがもっと圧勝出来る試合内容であった。シーズン通して後半20分に自らのミスで守勢にまわる事が多く、リズムに乗り切れないのは改善が必要である。
ともあれ、全員が日々努力し試合を重ねるたびに成長しみんなで勝ち取った、堂々たる勝利である。
とくにFWの成長が一番大きい一年でした。(個人個人に労いの言葉をかけてあげたいとこですが)
ノーホイッスルの笛と共にみんなの溢れる想いが爆発し、歓喜の輪に包まれました。みんなの嬉し涙を見ていると、ホッとする安堵感と少しはお役に立てたのかなって自分に言い聞かせました。
それと同時に新たな挑戦が始まりました。
更にプレッシャーのきつい中でラグビーを楽しむ為には、芦屋クラブの歩みを止めてはならない。
綿谷キャプテンを先頭に、全員で努力し全国大会に出ましょう。
ベテラン、若手はお互いに切磋琢磨し負けん気出して頑張りましょう。
みんなこれからも俺についてきてくれないか!?
一緒にラグビー楽しもうや。
最後にサポートして下さった全員に感謝します。
まだまだ選手側、サポート側にもたくさんの問題があります。芦屋クラブを強く誇りのあるクラブにしていくには、皆さんの率直な意見が必要です。
良いチームにしていくためには何が必要かみんなで真剣に考えていきましょう。来年も宜しくお願いします。
黒木さん、芦屋クラブがどんな状況でもいつもサポートしてくれてありがとう。全国大会に出て黒木さんを胴上げするから、これからも一緒に闘いましょう。
みんなありがとう。




【マッチリポート】

Long and winding road

 
今までの芦屋クラブの全国大会出場への挑戦への道は、
この言葉で表すことができるだろう。

2006年、今はなき関西クラブリーグ・Aリーグに昇格した。
それまでは関西Aリーグで2位までに入れば全国大会に出場できたが、
全国大会への切符はこの年新設された関西トーナメント大会へ移動。
「自動昇格だから」という理由で最下位扱いとなり、
前年優勝の六甲クラブ(当時)と1回戦で対戦し敗北。
関西リーグでは2位だった。

2007年、関西トーナメント準優勝。
しかし、前年なら準優勝でも全国大会に出場できたが、
クラブラグビー界の東高西低の流れで、関東3位の三鷹オールカマーズと出場決定戦へ。
後半の追い上げ空しく敗北し女神の後ろ髪を再度つかみ損ねた。

2008年、2009年はチームのピーキングに失敗し、近畿ブロックトーナメントで足踏み。
特に昨年の2009年は新設の関西クラブトップリーグ入りを逃し、
全国大会出場まで最短2年という長い道のりを歩み始めなければならなくなった。

この「最短2年」という目標から逆算すると自動的に決まった
今年最大の目標である関西クラブトップリーグ入替戦の勝利。

6月の兵庫選手権に始まり、9月の近畿ブロック大会、
10月・11月の関西トーナメントを経て、何とか目標1歩手前まで辿りついた。

しかし、ここでまた足踏みすれば、またあと2年。
テンションを保つには長い期間であり、
ここで負ければ一気にチーム崩壊の可能性もある天王山であった。
 




試合前のロッカールームに入ると、盟さんが密かに用意してくれた垂れ幕が飾ってあった。

これで気合が入らない訳がない。

この1年の万感の思いを込め、主将・綿谷とプレイングコーチのリードが気合を入れる。



14時20分、運命のキックオフ。

最初のラインアウトでスティールされて不安が漂ったものの、
スクラムはファーストから圧倒。
するどい出足のディフェンスで相手ミスも誘い、
試合序盤から7~8割近いボールポセッションで芦屋有利で試合を進める。

スコアが動いたのは14分。
ゴール前スクラムからの展開で、ループでもらった玉田がゴールキックのときの「ノミの心臓」が嘘のような強気なランでゴールラインを切り裂き先制トライを奪う。

17分にはその玉田がPGを決め8-0とする。

23分には敵陣22m付近の相手ボールスクラムのターンオーバーから、
兼田がスピンを織り混ぜながらの素晴らしいランニングでトライをマーク。

「あれが僕本来の姿なんですよ」

と言いながら、実はこれが彼の芦屋クラブ入部後初トライだったこのトライでチームは勢いに乗る。

28分にはキックカウンターからリード→六然→古田と繋いでトライ。

37分にはラインアウト攻撃から展開し、ポイントを作りながら山田→玉田→竜太朗→ラック→山田、
そして最後は原とノックオン王を争う丸岡が難しいパスを見事にキャッチし左隅へトライ。

前半を25-0で折り返す。

「後半序盤で相手の息の根を止めよう」

その意気込みで臨んだ後半。

しかし相手もトップリーグで戦ってきたチームである。
そう簡単に切れる訳がなかった。

スクラム、ラインアウトが不安定となり、
相手自慢のFWのモール攻撃を基点に55分までに2トライ(2ゴール)を献上。
25-14と11点差に詰め寄られる。

ここで、流れを変えるため、國川・福原・南の「平均年齢一気上げ」トリオを投入。

セットプレーに安定さが戻ると、66分古田がトライ。
続く69分には相手ラインアウトスチールから最後は秋山がトライ。
69分に杉本、73分に郡、秀徳、75分にを投入しフレッシュな戦力で突き放しにかかる。
73分、78分にはラインアウトから竜太朗が相手ディフェンスを突破しトライをマーク。


そしてノーサイド。


47-14で岡山クラブを下し、関西クラブトップリーグ昇格を決めた。

この一戦で今年ベストのパフォーマンスを発揮したのではないだろうか。
これまで多かった反則数も前後半合わせて5つ。
ディフェンスも皆体を張っていた。

この喜びを言葉で表現するのは難しいが、
泣きじゃくる丸岡の顔がそれを代弁していたように思う。

この日出れなかった、そして来れなかった仲間も含め(ドタキャンヘスケスは要フォロー)、
メンバー一丸となって得た歓喜の瞬間であった。

また、これらも全て家族・恋人の理解・サポートがあってこそ。
本当にありがとうございました!


しかし、来季のことを考えれば、浮かれてばかりもいられない。
セットプレーは、このままでは全国大会はおろか、関西クラブトップリーグでも通用しないであろうし、
ハンドリングエラーなどのプレー精度の向上も欠かせない。
現実的にはお金の問題もある。

また、黒木が指摘していたことだが、
今後はトップリーグ所属チームとしてのマナー(観戦・応援態度など)も身に付けなくてはならないだろう。

特に、試合後のエール交換。
岡山クラブが行ったのに芦屋クラブは行わなかった。
これは「恥」と自戒しなければならない。

岡山クラブは、トップリーグにおいて六甲ファイティングブルに80-0で負けている。
このスコアと今日のスコアを鑑みれば、彼我の差は自ずと分かる。


越えられない山はない。
しかし、越えるべき山はまだ高い。

今はまだ全国大会への切符を得る資格を得ただけ。

Long and winding roadはまだ続くのだ。

【MK】

PS
この後、芦屋で予定されていた忘年会は祝勝会に変更となり、
試合には来れなかった福山も来て盛大に盛り上がりました。
 

・もうすぐ誕生日の黒木にはサプライズプレゼントも。
 (同じくもうすぐ誕生日の兼田にはなにもありませんでしたが)

・横浜から駆けつけた郡には皆から交通費カンパが。
 かなり浮いたので「1月30日(近畿リーグ最終戦)は来ます!」と断言。(ホンマか?)


[祝勝会参加者]
木下哲、綿谷、中里、荒谷、浅沼、平川、小澤、原、南、國川、兼田、城本、秀徳、丸岡、山田、郡、玉田、古田、杉本、秋山、大西、木下竜、増田、リード、六然、黒木、多米、荒谷海晴、玉田LP、丸岡LP、綿谷ファミリー、リードファミリー、杉本ファミリー

※誰か祝勝会の時の写真があれば提供お願いしますm(_ _)m

2010-12-05 練習@県立芦屋高校

[練習] 投稿日時:2010/12/06(月) 20:50

場所: 県立芦屋高校G
時間: 9:00~12:00

【参加】17名
綿谷、小澤、福原、原、、村上、城本、兼田、秀徳、丸岡
山田、玉田、杉本、古田、秋山、西村、増田、六然

※國川、浅沼、荒谷(&Jr2名)は近畿リーグ競技役員に参加(@万博運動場・9時~16時)

【見学】
玉田LP、綿谷Jr

【メニュー】
コミュニケーションD→ノミネーションD→ハンズアップ→3vs2vs1→タッチフット→2ポイントD→停滞D→パート&個人練習

【寸評】
今週は芦屋高校のグランドをお借りして入替戦前最後の練習を行いました。

DFや停滞時でのコミュニケーションや確認を中心にしっかり練習をこなし、
もう何のやり残しもありません。

後はこれまで積み重ねてきたものをしっかり出していつも通りやるだけです。
今季最高のラグビーで締めくくりましょう。

競技役員の3人はお疲れ様でした。

【YM】

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