芦屋クラブ　(Rugby Club Ashiya)

24-7で勝利！　（スコア・メンバー詳細は「試合予定・結果」参照）

【参加】23名+α
綿谷、荒谷、浅沼、平川、西野、原、南、國川、村上、安田、兼田、城本、秀徳、丸岡
玉田、古田、杉本、秋山、増田、福山、六然、黒木、重松
（かんさん、中里は姫路でARS活動に参加）

【応援】
玉田ＬＰ

【ジャージ持ち帰り】
グレージャージ
1～3原　4～6南　7～9兼田　10～12丸岡　13，15，16増田　14国川　それ以外は村上

【戦評】

ラグビーを始めた頃、「ラグビーはウィンタースポーツだ」と教わった記憶があるのだが、それが事実ならその事実を真っ向から否定するような梅雨明けの茹だるような暑さの中行われた練習試合。

相手はトップウエストBに所属する社会人チーム・大阪チタニウムテクノロジーズタイタンズ。
かつて増田や安田も所属しており、彼らからするといつも以上に負けたくない相手だ。

猛暑のため35分ハーフで12時半キックオフ。

開始早々のゴール前ポイントから左OPへ展開、サインプレーで六然が裏に抜け、フォローについた杉本にパスが通るも相手のバッキングに邪魔されスローフォワード。もうワンテンポパスが早ければと言ったところであった。

その2分後の前半5分のスクラムで芦屋3番の國川が「落ちる」アクシデント。
耐えようとしたが相手1番2番のプレッシャーを受け首が曲がったためによる、柔道の締め技で落ちる、あの類の「落ちる」で気を失い倒れ、秀徳と交替。（練習試合だったのでその後再交替）

その後一進一退の攻防が続いたが前半28分、ようやく秋山が先制のトライ（G失敗）。

しかし、その3分後、内に折り返すという単純なプレーで0チャンネルを抜けられ、相手5番にトライ（G成功）を許し5-7と逆転される。（抜かれたのも上述の芦屋3番です。すいませんm(_ _)m）。

ただ、その4分後、相手陣深くまで攻め込み相手G前ラックから左OPに展開、福山→六然→秋山と渡って再逆転トライ（G不成功）、10-7で前半を折り返す。

後半7分に國川→秀徳へ再々交替。

後半12分には秋山の顔に完全に入るハイタックルで相手12番がシンビン。（練習試合だったのでそのままプレーは続行）

後半15分には、相手G前まで攻め込みラック、安田がねじ込み意地のトライ（G成功）で17-7.となる。

後半18分に南→荒谷、30分に平川→浅沼と交替。

終了間際の後半35分、六然が相手カウンターアタックを止め、こぼれたボールを拾い、脅威の早さで戻る相手1番をかわしてトライランキング1位を保持する75m独走トライ（これはこの試合のベストプレーでしょう）。
ゴールも成功し、24-7と突き放しての勝利となった。

この試合、ペナルティの数は前後半ともに3の合計6つと比較的少なく済んだが、荒谷の入替直後のノットロールアウェイは風物詩となりかけているし、「レフェリーに取られなければOK」という考えでする明らかな反則など、「意識すればなくなる反則」が多いので、この点は注意が必要であろう。

スクラムはアクシデントがあったものの優位に組めていたし、ラインアウトも相手が競ってこなかったという点もあるかもしれないが、ノットストレートが1回だけということもあり及第点は十分にあったと思う。
しかも相手のラインアウトの精度が低かったこともあり、全体としてセットプレーは安定しており、その結果として試合を有利に運べたのではないだろうか。

この試合の個人的MOMは増田。もはや本職のSHの風格も出てきたのでは？

ただし、FWはその増田の試合後の吐露に猛省が必要であろう。

「FWは大人し過ぎる。（SHから）言われてやるんじゃなく、言われる前にやるようにならんと」

SHは猛獣使いと比喩されるが、その猛獣にまだなっていない、と言う事である。

【MK】