芦屋クラブ　(Rugby Club Ashiya)

兵庫リーグ第5戦　芦屋ゼロラインズ　vs　兵庫ＴＦＣ

2011年12月11日（日）

天候：晴れ　気温：10℃

芦屋中央公園　KO: 12:30　（35分ハーフ）


12-24で敗北...（試合詳細は「関連試合」を参照下さい）

 

【参加】31名

大西、木下哲、城本、山田

浅沼、福原、西野、國川、原、村上、秀徳、兼田、濱野、丸岡、立石

北、玉田、秋山、杉本、増田、平野、福山、亀井、佐々木、多米、西村、堀、福田、田中

（新人）中村、早坂

 

【マッチリポート】

Adiós, otra vez.

「ここで勝てなきゃ上で勝てる訳がない」
 

ファイティングブルに対する借りをレッドウィングに返すべく臨んだ兵庫リーグの最終戦・六甲レッドウィング戦。

 

試合前のレフェリーとのブリーフィングで、

「相手のスクラムは物凄いはずだから、途中で厳しかったら言って下さい。調整しますから。」

と、首を捻らざるを得ない提案が。

 

確かに早稲田の1本目や元ワールド戦士がいたし（重かった...)、結果的に押されたので偉そうなことは言えないが、、

試合前にレフェリーが言うことではないだろ？と一選手として憤激した。

 

 

しかし、チームとしては、振り返って見ればやはり試合の入りがまたもや悪かった。

 

相手は自分たちの強みを生かすべくＦＷ中心のアタックを受け、

 

　自分たちより大きな相手に上にいくタックルで差し込まれ反則を犯す

　↓

　ラインアウトモールでトライ

 

というパターンで前半3トライを献上。

 

 

攻めても、舛尾や高田と言った元トップリーガーを中心としてボールにガッチリ絡まれ

ボディコントロール出来ずにパイルアップでターンオーバーやノットリリースの反則を取られる。

 

 

前半終了間際の32分、当たり方が素直な原のラインブレイクから出来たラックから出たボールを持った
玉田が個人技で走り切り1トライ（Ｇ成功）を返して7-19で前半を折り返す。
原は試合後「やっぱりエイトはダメだ。ロックだな」と呟いていた。

 

後半開始5分に再度トライを取られてから、ようやく芦屋のリズムが出だす。

 

それまで上に行っていたタックルも下に入るようになり、

ホールコールによるターンオーバーも出来た。

 

ただ、いいリズムで攻め込んだ時のハンドリングエラーでスコアまでには届かず、一身一体の攻防が続く。

 

そして後半61分、相手タッチキックのラインアウトを山田がクイックスロー。

左に展開して玉田がボールを受け取るとスピードとスペースを十分に生かして

流れながらゴール前でフォローに着いた城本に絶妙のオフロードを通してトライし、12-24と追い上げる。

 

しかし反撃もここまで。

 

リベンジならずにノーサイドとなった。

 

最初から下にタックルに入ることは気持ちの問題であろうが、

ボディーコントロールやモールディフェンスなどは、木下さんが言った通りスキルの問題なので、

これらを課題として今後の練習に取り組む必要があろう。

 

1試合に1回は期待に応える丸岡のノックオンは致し方ないとしても（ホント仕方なくないが）、
城本のハンドリングエラーは最近少し多いかな？

この試合が芦屋初試合となった新人・亀井はセンスを感じさせるプレーぶりで今後が期待される。
 

ところで、来る人が居れば去る人があり。
ここのところ転勤者が相次いだ芦屋クラブであるが、

42歳のプロップ・盟さんも急遽、1月から千葉に転勤することとなった。

 

なので、この試合が盟さんの芦屋でのラストゲームとなった。

そのラストゲームを勝利で飾ることは出来なかったのが非常に残念です。

 

今年の東京遠征のグランドも、盟さんがいたから確保できた面が強く、

芦屋の試合とは関係のないリーグ戦の競技役員なども快く引き受けて下さり、

目立たないながらもかなり貢献して下さいました。

去年の入替戦のときに作って来た垂れ幕は今でも忘れません。

 

「芦屋クラブでプレーしていることが誇り」

 

と言っていた人が去るのは非常に痛いですが、これも転勤族の宿命。

 

「こういう人がいるからクラブは運営できている」ということを再認識して、

感謝の気持ちを込めて、忘年会では送り出そうではありませんか。

 

盟さん、ありがとう！

 

[MK]

PS

・相手ラックからナイスプレッシャーでノックオンを誘った杉本。

　次のプレーでまさかの交替に不満もあったり、なかったり。
・後半15分で交替した筆者。盟さん以外誰も「お疲れさん」の声を掛けてもらえず密かにシュン太郎に。

・今週は平凡な服でつまらなかったので、「平コレ」は休みです。