芦屋クラブ　(Rugby Club Ashiya)

2013年5月26（日）
VS大阪チタニウム
13：20KO　＠カネカ高砂グラウンド

【参加】19名
中里　木下　國川　安田　古田　平川　杉本　郡　城本　吉原　兼田　玉田　山田　濱野　亀井
松岡　白坂　別府　金子

【ドクター】
山西さん(芦屋ローリング健康センター）


【マッチリポート】
リザーブ含め16名という厳しい状況の中、むかえた大阪チタニウム戦。
厳しいメンバー状況ではあるが、それぞれの仕事をしっかりこなそうと、円陣を組みKO。

開始2分、玉田さんが敵陣10m付近中央ラックから抜け出しトライ。（7‐0）G成功

このまま流れに乗ると思われたが、自陣G前ラックから9番に0ｃｈを突破されトライ。（7‐7）G成功
その後、芦屋が敵陣に攻め入り22m付近のラックから右展開し古田さんの力強い走りでトライ。(14‐7)G成功
しかし、この日多かったアングルオフサイドのペナルティから自陣に攻め込まれ22m付近でまたもやペナルティを取られ
ゴール中央に走りこまれて再び同点トライを許す(14‐14)G成功

前半終了間際、ハーフウェイ付近ラックから山田さんがDFラインのギャップを突きラインブレイクし、FB裏にキック、それを
芦屋が抑えG前マイボールラックから左展開で玉田さんからスペースに走りこんだ白坂にパスが渡り勝ち越しトライ(21‐14)G成功
そこで、前半終了ホイッスル。
前半通してアングルオフサイドのペナルティとDFの内からのプレッシャーの甘さが目立った。

ハーフタイムの中で「しんどいのは分かるけど各個人の最低限の仕事はしよう！！」と玉田キャプテンから檄が飛んだ。
そしてカンさんから言われた「もっと声を出してコミュニケーションを取り合おう」というアドバイスを全員で意思統一して後半に挑んだ。

しかし前半同様、DFライン内からのアップが弱く、再三インサイドをラインブレイクされ自陣G前に迫られ、
後半開始3分同点トライを許してしまう。(21‐21)G成功

その後芦屋が敵陣に攻め入り22m付近ラックから左展開し山田さんから玉田さんにボールが渡りトライ(28-21)G成功
ここから流れに乗れるかと思われた直後、タマリバ戦に引き続き、まるで期待に応えてくれているかの如く
相手KOのボールをJさんのウルトラキャッチミスが炸裂。
しかし相手ペナルティに救われ敵陣に攻め入り難を逃れた。
そのときのJさんの手を叩きながら「ラッキー　ラッキー！」と言っていた姿には心から安堵していたJさんの心境が垣間見えた。

後半25分、ハーフウェイ中央ラックから左展開し玉田さんから亀井さんそして絶妙なタイミングで杉本さんにボールが渡り、ボディバランスの良さを見せ
DFライン突破し、独走トライになると思われた直後、誰もいないトライライン手前でまさかのノックオン。
珍プレー街道独走中のJさんに1歩、歩み寄る結果となってしまった。

その後亀井さんが右足首に痛みを訴え無念の負傷退場。14人になり、より厳しい戦いが強いられることに。
しかし後半30分、敵陣10mスクラムから右展開、サインプレーから最後は城本さんが抜け出て、古田さんへのラストパスが通りそのままトライ。(33-21)G不成功

その後、何度かインサイドをラインブレイクされ、危ない場面を迎えるが、粘りのDFでトライラインを割らせない。
しかし、試合終了間際、自陣22mラックから右展開で相手7番の縦に対しタックルミスでトライを許してしまう。(33-28)G成功

そこでノーサイドのホイッスル。
1トライ差の接戦を厳しいメンバーのなか、勝利で終えれたことが何よりの収穫である。

後半終盤、14人になりペナルティを重ねてしまったが、それまでは、後半ペナルティ3つと非常にクリーンなゲームで前半の課題をきっちり修正できていた。
カンさんからも「今日は非常に良かった、今のメンバーが芦屋のベストメンバー、それで勝てたことが良かった」との好評を得た。

試合後に安さんがボソリ…「久しぶりに気力で戦った試合やったわ」
いかに接戦だったかを物語っている。この接戦を制したことを自信にし次戦の六甲FB戦も良い結果で終えたい。

[S・K]



「今後の全国大会関連および近畿リーグについて」

5月24日、大阪市青少年センターで開催された近畿リーグの2013年総会に出席しました。
その際、今年および今後の全国大会関連の情報を入手しましたので報告します。

①2013年度の全国クラブ大会は15チームの参加で確定。
　　関西は6枠あるが、近畿、中四国、北陸東海の3ブロックからそれぞれ最低1チームとなっているので、
　　内訳は関西クラブトップリーグから4チーム
　　　　　　 関西クラブトーナメント成績優秀チームから1チーム
                 四国・中国代表チームが1チーム
    となっています。
　　今後数年は１５チーム前後で開催するが、今回の出場枠はあくまで2013年度の話で、次年度以降どうなるかは未定。
　　組み合わせ、大会規約などは未定ですが、1回戦は12月8日確定（各地方開催詳細未定）、2回戦以降は熊谷開催となる模様です。

②2014年度の関西クラブトップリーグについて
　　2014年度から、4チーム編成から5チーム編成になる予定。
　　2013年度の関西クラブトーナメント優勝チームが自動昇格、準優勝チームが関西クラブトップリーグ最下位チームと入替戦を実施する公算が高いが現在未確定。
　　2013年度は、関西クラブトップリーグ所属チームすべてに全国大会出場権が与えられるが、今後もそうなるかは未定。

③2014年度の関西クラブトーナメントについて
　　近畿から2枠が確定
　　近畿からの推薦チームの選定は、2013年度近畿リーグカテゴリーAの上位チームで、2014年春先に推薦チーム決定戦を実施する予定。（あくまで予定）

④近畿ブロック大会について
　　近畿ブロックトーナメントは、2013年度で終了。


以上をまとめて、今年芦屋クラブが進む道として、

近畿ブロック大会2位以上→関西トーナメント優勝　で全国大会出場　となりますが、

万一どこかで躓いた場合、今年（2013年度）の近畿リーグで上位に入っていないと来年は出場の道がない、ということになります。

また、近畿リーグには「スタッフポイント」という制度があります。
サポートスタッフ7名以上とリザーブを含めたプレーヤー22名の合計29名以上で試合をしないとポイントが減点、累計でマイナスになると、勝敗による順位にかかわらず自動降格となります。
この制度は、「ラグビーを安全にプレーするため」に考えられた制度です。
今回のチタニウム戦のように、リザーブなしで試合をすることは、ケガしても無理して出続けたりする選手が出るなど危険ですし、
今回は何とかタッチジャッジを出す代わりに栗の木の方に残って頂いて水係りを確保できましたが、
サポートスタッフなしで試合を行うことも、昨日のような暑い日での試合ではとても危険です。

様々な背景の人間が所属するクラブチームにおいて、クラブの活動にコミットする人間をいかに多くするか。

永遠の課題です。

[MK]