芦屋クラブ　(Rugby Club Ashiya)

今年初めの試合となった関西電通との一戦。
 

新しいメンバーも入り、これからの底上げが期待される一戦でもあった。

 

昨年のMVP・立石は、もともと先約でこの試合の助っ人に行く約束をしていたらしいが、
 

「まさか、相手が芦屋クラブとは思ってもいませんでした」

と、ある意味今年最初の珍プレーか。

 

更に昨年、そのレッグドライブで苦しめられた名古屋クラブのFLも相手方助っ人で出場していた。

 

とは言え、普段から常時活動している訳ではない相手に対して、
 

「これまでの課題を克服していこう！」

と円陣で確認したものの、入りの悪さという悪い癖がまたもや出てしまった。

 

 

開始2分、ハーフウェー付近の相手3次攻撃から逆目に振られると、

2枚以上のオーバーラップ状態となっており、簡単に先制を許す。

 

以降も、単に逆目に振られた or 走られただけで人数が足りない、という局面が何度かあった。

 

ボールに寄り過ぎているのが原因であるが、その前に、ボールに寄り過ぎさせないコミュニケーション不足が最大の原因であろう。

 

20分にペナルティからのタッチキックでラインアウトモールから左サイドを衝いた竜太朗がトライを返し同点とするも、

新しいメンバー＋新しいポジションで構成された芦屋BKラインの穴を見逃さない相手SOのキックにより、なかなか相手陣まで行けない展開が続き、前半終了間際、キック処理ミスからのファンブルボールを確保されトライを許し、5-10で前半を折り返す。

 

気合を入れなおした後半も、開始早々1分にトライを許す。

 

後半8分には、自陣ゴール前の無理な体勢から狙ったタッチキックがチャージダウンされてトライ、5-20とリードを広げられる。

 

ただ、その前あたりからディフェンスも整い出し、ここからようやくエンジンが掛かり始めた。

 

後半13分に福山が相手DFを交わしながら40m近くを走りきりトライ（G成功）で12-20と反撃すると、

後半15分にはキックカウンターからラインブレイクした玉田から城本へと渡りトライ（G成功）で1点差に詰め寄る。

そして後半27分、再度の玉田のブレイクから福山へと渡りトライ、24-20とゴールキック差ながら2012年初戦を勝利で飾った。

ウィニングカルチャーという観点において、何より勝ったことは収穫だが、
 

「このままでは全国なんて絶対無理だよ！」

 

豪雪の金沢から駆け付ける代表・大西の、熱い、しかし少しイラっとさせる鼓舞が耳に痛い。

 

反省点は多々々々々々ぐらいあるが、それらはこれからの練習の積み重ねで克服していくしかない。

 

 

関西クラブトップリーグ開幕まで残り8ヶ月。

[MK]


【今週の平野ファッション】
手術後、まだ左手が動かせない状況で記録をやってくれた平野くん。
今週は普通過ぎてツマランですな。
矢印のやつを除いては...

ジャケット： North Face Jacket (Denali?) 
ボトム：　Under Armour Wales Ignition Woven Track Pants
インナー(矢印のやつ）：　???????